ホレンコの友 2021年7月号

 〜♪「あのすばらしい家族伝道をもう一度」♪〜

 日本キリスト教団 利別教会牧師 石橋隆広 

  「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたも家族も救われます。」(使徒言行録16章31節)
 最近、信徒の親御様の葬儀を2度執り行いました。コロナ禍もあり、病床洗礼はできませんでしたが、ご本人の信仰を確認していただき、キリスト教の葬儀となりました。このことで改めて「家族伝道」について考えさせられました。以前は「牧師はICU(集中治療室)にも入れるし、臨終にも立ち会うことができます」と説明しておりましたが、現在の状況では、よくてもリモートで、まして家族であっても臨終に立ち会うことはむずかしいです。これは、病院だけでなく、高齢者施設においても同じで面会がむずかしい状況です。少子高齢化は、教会にも例外なく影響があります。高齢ということは、伝道の期間が長くなったと前向きに考えられますが、施設によっては、秋から春にかけて半年近く訪問が制限されています。親類の関係で教会から遠い施設に入られれる方もおられます。  そこで、まず、自分がイエス様にお会いした時の感動をもう一度祈りの内に思い起こしていただき、喜びのあまり周りにいる人に伝えたくてしかたなくなった時の情熱を燃やしていただきたいと願います。そして、お子さんやお孫さんにイエス様ことを絵本や映像(インターネットも含む)でお伝えするところから始めてみてはどうでしょうか。また、ご家族には、ラジオを流しながら時を過ごしたり、録音したものを聴き直したり、遠方のご親戚には、ラジオ放送のスケジュールを毎月お送りしてみてはどうでしょうか。今も昔も継続することが実を結ぶ近道であるようです。しかも、定期的というのがいいようです。  これまでは、死生観を他人事のように思っていた方も新型コロナウイルスによって、改めて命の尊さについて考えてみたり、将来の不安をどのように解決するのかを求めておられるのではないでしょうか。  今日の表題を見て、あの曲を文字ってるなとお感じのあなた。今がもう一度家族伝道のチャンスがきています。ここ数年家族愛がテーマとなった曲が一般でも流れています。背中で語ることもいいですが、言葉で伝えてみませんか。

 

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