ホレンコの友 2020年11号

               「ホレンコという響き」   
  
                   日本基督教団千歳栄光教会牧師 杉岡ひとみ

 「ホレンコ」という名前を初めて聞いたとき、へんてこで面白い響きだな、と思いました。巻頭言からこんなことを書くなんて失礼な、と思われるかもしれません。ただ、私がホレンコの名を初めて聞いたであろう中高生の頃、単純にそう思ったのです。そしてそれが不思議で面白い響きだからこそ、ホレンコの名は妙に私の耳に残りました。当時通って教会では、時々礼拝後の報告で、教会の年配の方が熱心にホレンコの働きについて話をしたり、献金のお願いしていたことをよく覚えています。とはいえ、当時はホレンコという名前を覚えただけで、詳しい働きについてはあまりわかっていませんでした。ですから、私の理解は「よくわからないけれど、大事な働きなんだ」というぐらいだったと思います。 
やがて高校卒業後に北海道を離れ、しばらく「ホレンコ」の名を聴くことはありませんでしたが、十数年前に北海道に戻り、再びホレンコと関わりをもつようになりました。そして「あのホレンコって、放送伝道を行っている団体だったんだ・・・」と、恥ずかしながらおとなになった私はやっと理解することができたのです。そして改めて、この福音の種まきがいかに尊いものであるかを知りました。また、多くの方々がホレンコの働きを覚えてつながっていることもわかったのです。おとなになって、多くの方が教会、教派を超えてホレンコの働きを覚え、支えていることがわかった時、昔、教会の方が礼拝後の報告で一生懸命ホレンコのことを呼びかけていた記憶と、今もその働きを支える方々とが一本の線でつながったように感じられました。そう感じた時、ホレンコという不思議な響きが心に新たな感動を与えてくれたように思います。時を結び、人をむすび、福音の種まきの業を行うひとりひとりと共に働いてくださる、神さまの存在をあらためて感じました。
今もまた、ホレンコのラジオを通して、電話を通して、誰かがキリストとの出会いを体験しているのかもしれません。昔も今も、そしてこれからも、その宣教の業がさらに豊かになるようにと祈りつつ、私自身もホレンコを支えるひとりとしてこれからもつながっていきたいと思っています。


 

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