ホレンコの友2024年6月号 「聖書をしっかり読もう」 日本キリスト教会:札幌白石教会牧師 斎藤義信 ホレンコの放送が続けられていることに驚きと感謝を覚えています。神のなされることの不思議さを思わざるを得ません。同時にホレンコが長い間多くの人々に支えられてきていることをまざまざと見せつけられます。これからも少しでも長く放送が続けられることを願っています。 |
ホレンコの友2024年5月号 「春の到来は、神のわざ」 ごらん、冬は去り、雨の季節は終った。花は地に咲きいで、小鳥の歌うときが来た。 この里にも山鳩の声が聞こえる。(雅歌2章11〜12節) 三浦綾子記念文学館 事務局長 難波真実 北海道の5月は、ありとあらゆる生命の力が萌え出てほとばしる、まさに春ですね。長い冬を乗り越えてやっとつかんだ希望の光、それぐらいに思える、嬉しい季節ではないでしょうか。私など、「このままずっと5月が続けばいいのに……」と無茶な願望を抱いてしまうほどです。
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ホレンコの友2024年4月号 「福音は春風の中から 」 日本バプテスト連盟佐賀基督教会牧師 奥村敏夫 新しい年度を迎えました。人生の新しい出発を経験されている方々もおられることでしょう。 |
ホレンコの友2024年3月号
「これでいい。… 立て、行こう。」 復活祭(イースター)前の「受難節(レント)」の時節に、よく思い出す事があります。 学生時代、いくつかのきっかけからキリスト教に関心を持ち、聖書や入門書等々を自分なりに随分と読んであれこれ考えこんだつもりで約2年、ようやく、おどおどと教会を訪ねました。1回目の礼拝、すべてにひたすら緊張と疑問でした。2回目の礼拝、説教に完全熟睡…でした。「自分の求める心はこの程度か」、「結局は人の言うひと時の青春の病か」などとガッカリでした。(緊張の糸が何か解けたのかも、ですが) 十字架刑が近づくイエスの、弟子達との最期の祈りの場面、繰返し眠ってしまう弟子達へのイエスの言葉、「わずかひと時も目を覚ましていられなかったか。心は燃えても、肉体は弱い」(37-38節)が思い出されました。まさか肉体を鍛えよと??でした。 けれどイエスが弟子達を叱りつけているようにも感じられませんでした。 イエスは、起こしてもいさめても、繰り返し眠ってしまう弟子たちに、三度目に言われます。「これでいい。時が来た。… 立て。行こう。」諦められてしまったのではないようです。本当にすべてを受け止めて下さったということです。だから、「立て。(一緒に・最期迄)行こう」だったのです。 そうして、十字架を通して破れと失意に覆われた弟子達や人々が、小さくても、弱くても、助けと希望と慰めをいただきつつ、新しい歩みと教会が生まれ続けてきたのでした。主の顧みと慰めと導きが注がれ続けていることを信じ、心から祈ります。
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ホレンコの友2024年2月号 「神との平和、神にある平安を」 キリスト兄弟団 美幌教会牧師 菅原秀子 私たちの教会では、2019年に新会堂建築を行い、翌年から花壇作りを始め、昨年は小ぶりのクロフネツツジやエゾイソツツジなどの花木を植えました。その年の秋、植えた花木をふと見ますと、枝につぼみが芽生えていました。秋の時点で、来春の花を咲かせる準備がすでに始まっている事に少なからず感動を覚えました。それと同時に、これからいよいよ北海道の冬が来ようとしており、マイナス20度近くの寒さや、時には大雪、吹雪もあることですが、この芽吹いた新芽はその厳しさに耐え得るように造られていることを改めて教えられます。
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ホレンコの友2024年1月号 「今年はきっと良い事が」 日本基督教団:野幌教会牧師 福島義人 「目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。わたしの助けはどこから来るのか。 わたしの助けは来る 天地を造られた主のもとから。」 (詩編121編1〜2節) 新年おめでとうございます。 |