ホレンコの友2022年4月号 「愛を守る」 日本ルーテル教団:札幌中央ルーテル教会牧師 吉田達臣 私がキリスト教に興味を持ち始めたきっかけは、キリスト教文学でした。ドストエフスキーや遠藤周作などの小説です。少し意外性があって、不思議と感動させられてしまう。なぜなのか、20歳くらいの当時の自分は言葉にして説明することはできませんでしたが、今ならばできます。それは、罪人が救われていくからです。他の小説であれば、最後酷い目にあって終わる人が、最後のところで共に歩んでいく人が現れてくれる。イエスさまの教える愛には、罪の赦しが入っている。だからいつも、少し意外で、感動させられていました。 |
ホレンコの友2022年3月号 「死も神の恵みのもとに」 日本キリスト教団岩内教会牧師 平 宏史 昨年は沢山の信仰の仲間が旅立って行きました。3週続けての葬儀の司式は、牧師として初めての経験でしたが、ご遺族の皆様に復活の希望と慰めを語ることが出来たのは幸いなことでした。 |
ホレンコの友2022年2月号 「ブルークリスマス」 10年前、先住民族と教会の研修に2週間ほどカナダにでかけ、多くのことを得ました。その一つに、どの教会もブルークリスマスを行うというのです。ブルーとは悲しみや悩み苦しみを背負ってもがいていたり、落ち込んでいる状態です。 |
ホレンコの友2022年1月号 「いのちに触れる恵の場としての礼拝」 外の壁や乗り物の手すりなどに手が触れる時、どこかでそれに対して気構えている自分に気がつく時があります。もっと言えば、何かに触れる前後に両手を消毒している自分自身にさえどこか汚れているのではないかと常に意識している自分がいます。 |
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